【初心者でもわかる】不動産登記簿謄本の見方を解説

不動産投資 2020年11月12日

不動産を売買する際、売り手も買い手も事前に登記簿謄本(登記事項証明書)を見て不動産の概要や権利関係を確認します。

実際に不動産を購入されたことがある方は司法書士などと一緒に連携して不動産登記をされたことがあるかもしれません。
しかし、なかなか普段から目にすることはないとは思います。最近は不動産投資型クラウドファンディングのサービスが増えてきているのもあり、その際には登記簿で不動産の概要も確認できると便利です。
今回はそんな不動産の登記簿謄本の見方を法務省の見本も見ながら解説していきます。

不動産登記簿とは?

不動産登記簿の見方を学ぶにあたって、登記簿の意義について先に知っておく必要があります。

法務省では不動産登記の制度の意義について以下のように記載されています。

不動産登記は、わたしたちの大切な財産である土地や建物の所在・面積のほか、所有者の住所・氏名などを公の帳簿(登記簿)に記載し、これを一般公開することにより、権利関係などの状況が誰にでもわかるようにし、取引の安全と円滑をはかる役割をはたしています。

法務省 不動産登記のABCより(http://www.moj.go.jp/MINJI/minji02.html)

不動産登記によって不動産(土地・建物)の概要やそれに係る権利関係が一般公開されていることで、不動産取引を行いたい人(不動産を買いたい人や不動産に投資したい人)が取引の検討をしやすくなります。他には不動産を実際に購入した後に、不動産登記で所有者として登録することで、本来の所有者でない第三者が勝手に所有者を名乗って不動産を売却してしまうといったトラブルを防止したりも出来ます。

不動産登記簿の取得方法

登記簿謄本を取得する方法は4通りあり、「①法務局に行って交付請求」、「②オンラインで交付請求」、「③法務局に郵送して交付請求」、「④登記情報提供サービスというオンラインシステムを用いる」があります。

直近ですとやはりオンライン申請が圧倒的に便利です。

取得にあたっては法務省の申請ページにて申請方法を確認出来ます。

法務省の申請方法に関するページはこちら

登記簿謄本の4つの構成とその見方

不動産の登記簿謄本は、上から順に「表題部」、「権利部(甲区)」、「権利部(乙区)」、「共同担保目録」という4部構成になっています。

全ての不動産登記簿に4部ある訳ではなく、該当項目がない場合は記載されません。

具体的な4つの構成は以下の見本のようになっています。

法務局見本より(http://www.moj.go.jp/content/000001918.pdf)

4部の構成

表題部には土地の所在地、地目、地積などが記載されています。

権利部(甲区)には主に所有権に関する事項が記載され、過去の所有権の保存や移転の情報も記載されるので元の所有者なども確認出来ます。

権利部(乙区)には所有権以外の権利に関する事項が記載されます。不動産の登記簿については借入による担保設定がされることが非常に多いので不動産を購入したり不動産投資を行う際にはぜひ確認したい箇所です。

共同担保目録は抵当権を設定したときに担保として提供された不動産が複数ある場合に、それらをまとめて記載する欄です。複数物件を保有していてその複数物件を担保に借入する際等に記載されます。

如何でしたでしょうか。ぜひ、次回不動産登記簿を目にする機会があったら、時間を見つけて不動産登記簿を閲覧してみてください。不動産登記は見て役に立つ情報が知れるだけでなく、過去の不動産の移転の履歴や、担保設定も見れるので他の方の借入の金利や借入額なども見れて、意外と見ていて楽しいものです。

New Frontier Funding編集部
編集部
多くの投資型クラウドファンディングサービスの立ち上げのための許認可の取得から事業運営までを手掛けてきたNew Frontier Capital株式会社・New Frontier行政書士事務所の編集部にて作成しております。

ランキングRanking

  • 記事
  • 寄稿者
特集記事一覧を見る