配当割引モデルとは

株式投資 2020年11月21日

株式投資を行う上で重要となるのが、株式価値のベースとなる時価総額がいくらであるのかという株式価値の評価です。そんな株式評価モデルの一つで、株価の理論値は、当該株を将来にわたって保有し続けた場合に受け取ることができる配当の現在価値の合計値であるとする考え方が配当割引モデルです。

割引モデルでは、各期ごとに予想される1株あたり配当を、投資家の要求する利回り(期待収益率)で現在価値に割り引いた値の合計が、現在の適正な株価ということになります。この値と現実の株式市場での株価とを比較し、割高か割安かを判断するのです。

配当割引モデルでは将来の配当額が非常に重要となるので、各期ごとの配当を見通しとして、同額の配当が続いていくのか、少しずつ増えていくのかなど、将来の配当額の仮定の置き方によって複数の計算方式があります。

定額配当割引モデル(ゼロ成長モデル)は、毎年一定の配当額(例えば、今の配当額)が支払われ続けるという仮定をもとにした計算方式。

定率成長配当割引モデルは、毎年一定の割合で配当額が成長していくという仮定をもとにした計算方式。

また、二段階成長配当割引モデルは、定率成長配当割引モデルを応用したもの。高い成長率を達成した後、安定した成長率の維持が見込める場合など、配当額の成長率が一定ではなく、ある期間までとある期間以降とで2つの異なる成長率をもつという仮定をもとにした計算方式となります。

このモデルでは配当額をもとに時価総額や株価を計算できるので手軽に出来ます。配当額をベースに同業他社と比較して割安そうな銘柄があった場合などにみてみてください。

New Frontier Funding編集部
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多くの投資型クラウドファンディングサービスの立ち上げのための許認可の取得から事業運営までを手掛けてきたNew Frontier Capital株式会社・New Frontier行政書士事務所の編集部にて作成しております。

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