カチデベロップメント社長インタビュー-金融・不動産のプロが手掛けるクラウドファンディング-

東京都内で個々の不動産が有する根源的な価値を最大限に高めることをミッションとして掲げ、既存物件の用途変更も含めたバリューアップやリーシングの取り組みを通じて不動産ストックビジネスの発展と拡大に注力してきたカチデベロップメント株式会社(以下、「カチデベロップメント社」)。同社は先月の2021年2月24日に不動産特定共同事業法の許可を取得し、3月10日に新しい不動産投資型クラウドファンディングサービス「victory fund」をローンチしました。

今回はそんな新規サービスローンチ直後で注目度の高い「victory fund」と運営会社のカチデベロップメント社について、New Frontier Capital株式会社/New Frontier行政書士事務所を経営している富本が、足立社長にインタビューさせて頂きました。

「victory fund」の会員登録はこちらから

東京都内に特化して不動産のバリューアップを主に手掛ける総合不動産企業

-今回は「victory fund」に関するインタビューに応じて頂きありがとうございます。まずはカチデベロップメント社の手掛けている事業について教えて下さい。

当社は、東京都内の都心部のエリアに特化して土地を含む不動産の取得からバリューアップの企画・施工、売却までを一気通貫で手掛けています。

取り扱う不動産物件を東京の都心エリアを中心にすることで不動産会社や金融機関との間での物件情報の交換を密にして、常にバリューアップして付加価値を高めることの出来る不動産物件を探しています。

カチデベロップメント株式会社のHPはこちら

当社は東京都内の特に首都圏のエリアの物件を手掛けている中で、インバウンド需要が見込まれる浅草雷門通りから浅草六区興行街を結ぶ80余年の歴史を持つ「すしや通り」と呼ばれる商店街の中心に位置する1棟商業ビルを取得し、第1号ファンドの投資対象物件(以下、「本物件」)としました。

-カチデベロップメント社の強みとして挙げられているバリューアップのノウハウや事例はどのようなものがありますでしょうか。

当社ではメガバンクや大手不動産会社の出身者を中心とした会社で、物件の情報収集や目利きのノウハウがあり、既存のオフィスビルをリノベーションして簡易宿所としてインバウンド需要を取り込んで大幅に収益性を高めるといったようなことをやってきました。

浅草の事務所ビルをホステルとして再生した物件事例【寿ホステル】

浅草の事務所ビルをホステルとして再生した物件事例【寿ホステル】

-そんな御社が2月24日付で不動産特定共同事業の許可を取得して不動産投資型クラウドファンディングサービスを始めることとなった訳ですが、その背景を教えて下さい。

当社はこれまで業者間での不動産取引を中心に検討対象物件も一棟ビルや土地のような金額が大きく、バリューアップを通じての収益性の改善を含めて、中長期の投資回収期間が必要なものが中心でした。当社としては個々の不動産が有する根源的な価値を最大限に高めることをミッションとして掲げ、既存物件の用途変更も含めたバリューアップやリーシングの取り組みを通じて不動産ストックビジネスの発展と拡大に注力してはきましたが、どうしても投資総額が非常に大きいために資金の出し手が限られていることが課題でした。

そんな中、国土交通省が空き家・空き店舗等の不動産ストックの再生のための資金集めの利便性を高めるために2017年12月に不動産特定共同事業法の一部を改正し、従来は書面で契約を締結する必要があった不動産特定共同事業法に基づく不動産小口投資がオンライン上で完結させることができるようになりました。当社は周辺エリアの不動産物件の再生・開発に従事してきたことからこの新しいオンライン不動産投資プラットフォームを活用して投資資金を募ろうと考え、電子取引を含む不動産特定共同事業の許可を取得しました。

-地域不動産の再生・開発を通じたバリューアップのための資金を募る手段として不動産特定共同事業法に基づく不動産投資型クラウドファンディングの「victory fund」がリリースされたということですが、このネーミングに込められた想いを教えて下さい。

今回新たに事業として開始した「victory fund」では、当社が手掛ける不動産のバリューアップによって新たに「価値」を高められた物件から得られる投資収益を、従来の最低でも数千万円以上投資できる一部の投資家だけでなく、一般の投資家が小口出資出来る仕組みを構築することで広く分配していくことを目的としています。

この新しい不動産価値の向上によって得られる不動産投資の新しい「勝ち」をより多くの投資家に届けるための不動産投資型クラウドファンディングのプラットフォームを提供するというビジョンのもとで「日本の不動産クラウドファンディングにあたらしい価値と勝ちを。」というブランドメッセージを定めており、カチデベロップメントの「価値」と合わせて、投資家の「勝ち」を端的に表現できるサービス名として「victory fund」というサービス名称としました。

-今回、第1号案件の募集概要が公表されましたが、浅草1丁目商業ビルプロジェクトが第1号ファンドとなった背景と特徴を教えて下さい。

当社は東京都内の特に首都圏のエリアの物件を手掛けている中で、インバウンド需要が見込まれる浅草雷門通りから浅草六区興行街を結ぶ80余年の歴史を持つ「すしや通り」と呼ばれる商店街の中心に位置する1棟商業ビルを取得し、第1号ファンドの投資対象物件(以下、「本物件」)としました。

第1号ファンドの対象物件の外観

 「すしや通り」という名称は、明治時代、雷門通りから六区に通ずる延長100mの通りに18軒もの寿司屋が連なったことに由来しており、大通りの入り口のすぐ側に位置している本物件も元々は一棟丸ごと寿司屋とその経営者の居住スペースとして利用されていました。

新型コロナウイルスの影響などもあり、寿司屋のように観光・インバウンド需要のウエイトが大きい事業については以前ほどは足元では見込みにくい状況と言われておりますが、本物件の位置する「すしや通り」は全覆式アーケードに生まれかわったのもあり、現在は寿司屋にとどまらず物品業、飲食業、簡易宿所などの店舗も増えてきています。そのため、当社では本物件を寿司屋のためのビルから、内装及び外装の一棟リノベーションを施して内需の見込める飲食・カフェの施設として活用できるようにする予定です。

第1号ファンドの対象物件の1階リノベーションプラン

-今後、第2号以降の案件の組成や運営を行っていくにあたって、運営会社のカチデベロップ社の強みを教えて下さい。

まず案件の組成のための物件のソーシングについて、7名体制で営業部を中心に都心のエリアで自分の目でくまなく見て選んでいます。大手不動産会社の経験者も抱え、地元密着ではありながら不動産事業の経験豊富なチームで取り組んでいます。既存の物件の価値だけではなく、不動産を再生させていくことでバリューアップするというモデルが根幹にあるため、他社では手を出せないような物件も当社は有利な条件で取得することもできるのが強みです。第1号ファンドである浅草1丁目商業ビルプロジェクトにおいても、インバウンド需要をベースに運営されていた商業ビルを、内需を中心に取り込めるビルにリノベーションすることで賃料収入を高めるという計画のもとに取得しており、そういった今まで有効に活用出来ていなかったものの価値を高めていくというような物件を選んでいきます。

次にバリューアップのノウハウについては、第1号ファンドのような内装・外装のリノベーションによるバリューアップの他に、商業ビルを簡易宿所などの宿泊施設に変えたり、オフィスビルを今の働き方の変化の潮流に合わせてコワーキングスペースに変えるなど、土地のロケーションに合わせて用途変更も行うことで現在は収益性が乏しかったり、対象のビルの築年数が経っていて今のままでは需要が減退していってしまうような場合にも、短期間で価値を高めていった経験のあるチームで企画・管理を行っています。

-投資型クラウドファンディングサービスのプラットフォーム運営で重要となるITやコンプライアンスに関する体制はどのようになっているのか教えて下さい。

当社では不動産の実務経験が豊富な社員に加えて私(足立社長)のようにメガバンク出身の経営メンバーも多く在籍しています。私自身、メガバンクで不動産向けの融資業務を手掛けてきた中で、不動産の物件評価のノウハウを身につけると同時に、バブル期も経験しているのでその際の融資で問題が起きた案件も見てきました。金融機関で不動産事業向けの融資を行う際の厳格な審査基準を持って、万一の際でも投資元本を回収できるように物件評価を行うと同時に、案件の組成に際しては投資委員会を開いて一部の個人の判断によって案件が組成されてトラブルになるようなことがないようにしています。

ITについては、社内でエンジニアを抱えて内製で対応できる体制を整え、また情報部長にはメガバンク出身でIT部門やグループのシステムの開発管理を担うグループ会社で取締役も担ったベテランを据えることで、堅牢性や個人情報の取り扱いなどに関しても高い意識で運用しています。

物件の価値向上を通じた地域社会への貢献も追及しながら様々な不動産への投資機会を提供したい

-今後の「victory fund」の目指すサービスの展望を教えて下さい。

「victory fund」では、不動産特定共同事業法に基づく不動産投資型クラウドファンディングを活用することの大きな目標として掲げられている不動産ストックの再生による地域社会への貢献を目指しており、オンラインで簡単に、且つ少額から収益性の高い物件に投資する機会を提供すると同時に、投資家の皆様にも「victory fund」での投資を通じて、例えば第1号ファンドであれば浅草の活性化に貢献できるといった地域社会への貢献を実感できるようになってもらえると嬉しいと思っております。

そのため、現在、第1号案件として公表している浅草の物件の他にも、不動産のバリューアップを通じて収益性を確保しつつ、地域社会に貢献できる第2号以降の案件も準備していっておりますのでそこは期待してお待ちいただけますと幸いです。

「victory fund」を新たに知ってもらい、投資家の方に高い収益を確保できるためのキャンペーンを実施中

-新たに投資家登録の受付を開始し、第1号案件の募集も開始するにあたって実施されているキャンペーンについて教えて下さい。

投資家登録のキャンペーンについては5月末までに投資家登録を完了された投資家様に、1,000円分のアマゾンギフト券をプレゼントするキャンペーンを実施しております。まずは投資家登録をして頂いて、第1号ファンドに限らず第2号ファンド以降のファンドの情報も知ってほしいというのが目的です。投資家登録の完了には、皆様に必要情報や本人確認書類をアップロードして頂いても、当社での審査や本人確認のための転送不要の簡易書留郵便の発送などで投資家登録まで約1週間程度かかるため、早めの登録手続きをお願いします。

さらに、第1号ファンドでは予定分配利回りを10.5%(年利、税引前)としていますが、投資金額に応じて投資利回りが最大12.0%(年率、税引前)まで高くなるキャッシュバックキャンペーンを実施しています。年率12.0%となる200万円以上の投資金額の例でいうと、年間投資利回りが24万円(税引前)以上となり、十分な投資インパクトを実感できるかと思います。このキャッシュバックキャンペーンも活用して、浅草の活性化に貢献できる第1号ファンドに応募して地域経済への貢献と投資家の皆様の投資収益の獲得につなげて頂きたいと思います。

 

「victory fund」の会員登録はこちらから

 

インタビューに答えて頂いたカチデベロップメント社の足立社長

New Frontier Funding編集部
編集部
多くの投資型クラウドファンディングサービスの立ち上げのための許認可の取得から事業運営までを手掛けてきたNew Frontier Capital株式会社・New Frontier行政書士事務所の編集部にて作成しております。

ランキングRanking

  • 記事
  • 寄稿者